こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
今日は 素晴らしい先人の知恵 について
私のやっている東洋医学の治療はこれまでの「先人の知恵」の集大成のようなものです
過去の経験の集約されたものをうまく使いこなすことで治療ができます
一方現代医学等はもちろん先人の遺産をベースにしながらも「新発見」がポイントとなります
私は東洋医学をおこなっておりますので東洋の方について
まず身体に点在するつぼ=経穴の名前ですがこれも先人の知恵が詰まっています
詳しくは省略しますがつぼの取り方とか効果とかどんな状態、どんな人にいいかを「さらっ」と入れ込んできているんです
一方、つぼが西洋に渡ると、やむを得ないことですが簡易的に番号表記になるんです
何の何番みたいな風です
どうもこれが私には合理的すぎて馴染めない
(全くの個人的趣味ですが、、)
日本も明治以降、そして戦後一気に西洋化が進み、「古臭い」ものと決別してきました
先進的なものは「カタカナ」だし、おしゃれで次世代のものは「英語」ですね
合理的なものこそが次に進む道、という感じです
まあ、私もだいぶ染まっているんですがね(笑)
でも先人の知恵、もしくはおばあちゃんの知恵袋みたいなものも大事にしたい
先の東北の震災時、津波が来ましたが神社を研究している人が神社を調べた所、明治以前江戸時代に建てられた神社が点在しているが津波でもほとんどが残っていた
しかし明治以降に建てられた神社はほとんど流されたと
どういうことかといいますと津波が来た到達点のちょっと先に以前の神社は立っていたらしいです
最近の神社は今の人にとって利便性のいいところに立っていてのまれた
つまり先人たちは「ここまでは津波が来たんだぞ」というのを神社で残していたのだと
まだ地図も文書も多くない時代に神社の場所で津波の被害を後世に残したんです
それが今回の津波でもピタリだったんですね
土地の命名に関しても昔の土地ははっきりいってかっこ悪い名前が多い
最近の地名なら「希望ヶ丘」とか「ゆめが丘」なんて感じですが
昔の地名は土地の特徴や起きやすい災害、もともとの土地の環境などを地名にしています
だからハッキリ言っていまいちなネーミングが多い
でも子孫たちに地名でメッセージを送っているんです
合理的ではありませんが
私の専門「つぼ」もそうなんです
外国から来たもの治療点や治療法、英語だとなんとなくかっこいいし先進的な感じがしますがほとんどははるか昔に発見され、違う名前で運用されております
現代のものは科学的で教育法なども確立しているので学びやすいしわかりやすい
でも結局「新しいことがわかりました」といっても「あっそれ昔ばあちゃんもそう言っていたな」なんてことも多いですね
決して今の科学を否定するものではないですよ(笑)
人ってあやふやでとめどなくよくわからない存在です
だからこそ科学的なものは素晴らしいが同じくらい先人の知恵も素晴らしい
昔は科学はなかったが逆に感覚はするどかった
人って感覚でしかわからないものも多くありますね
科学は一つの基準でありものに絶対の正解などありません
そして文明の進化はかならずそこについていけない人々が出てきます
だから生きることって難しくて面白いのかもしれません
強引に結論
私は東洋医学を中心にしながら現代医学も学びます
でも東洋が好きなんですね〜(笑)
詳しくはげんきくんまで
それでは