こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
今日は 実は沈黙してない肝臓 について
よく健康書などを読むと肝臓は「沈黙の臓器」として描かれます
しかし我々から見た肝臓とは、、、沈黙はしていないですね
なぜ沈黙の臓器と言われるかというとこれは検査数値のことですね
肝炎や脂肪肝、アルコール性肝炎や肝硬変などを血液の数値で検査します
血液検査で異常が出ると病気として処理されますが肝臓の場合なかなか数値が出ず酷使しても頑張って働いてくれるのです
ギリギリまで頑張って数値が出るとドーンと来る、これをもって沈黙の臓器と言われるのです
しかし意外と沈黙していない
つねに肝臓は数値が出る前からSOSを出し続けています
しかし検査で数値のみを基準にするためそれを見逃しているだけなのです
肝臓はエネルギーの貯蔵や解毒作用、胆汁作成などなど生きていくのに必須の重要な臓器です
大きさも大きく右側の肋骨に守られています
この肝臓ですが過労や暴飲暴食、ストレス等の疲労にとても敏感に反応します
具体的には背中中央あたりのの右側(肩甲骨周辺)に大きなコリを出し、人によっては腰痛、肩こり、股関節の動きにくさ他多数の症状を出すんです
多くの人は右利きなので右側ばかりを使うことでその辺がコルんだろうと考えますが、殆どの場合肝臓の疲労があってのコリであることが多い
その場合はこったところにいくら湿布をしても、そこだけ揉んでも辛い感じはほぼ取れません
またすぐにコリが戻ります
この場合は肝臓の処置をするのが正解なのです
ヒトはたいてい感受性の高い臓器(弱いという意味)があり、疲れるとまずそこに疲労が出ます
中には五臓(肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓)全てに出る人がいて、こういう方はとても疲れやすい
いつも胃弱で冷え性です
こういう症状は はり の得意分野です
自律神経を整え、内臓を調整できます
ちなみに肝臓の場合右側にあるのでツボは基本右側にとります
しかし左側の肝臓のツボに反応する方もあり不思議に思っていましたが、ある時肝臓の左葉という部位は左半身由来である、ということが分かりその疑問が解けました
だから人によっては肝臓のツボも左側にとります
あなたも体の声に耳を澄まして下さい
肝臓からのSOSを聞き逃さないでくださいね
くわしくはげんきくんまで
それでは