こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
今日は 刺激の質か、刺激の場所か について
我々の施術はいずれにしても体に刺激を入れます
簡単に刺激と言っても無限にありますので大きく分けますと
刺激の質と量、そして刺激の場所となります
どのような刺激をどこに、どのくらい入れるのか
これが我々が生涯をかけ追求している施術のすべてです
何の世界でもはじめてそれをやる素人にやらせるとドン!と強くやりますね
力加減という概念もないのでたいていはmax刺激を入れてしまいます
料理で言えば塩をどさっとかけてしまうとか
初心者が初めてバッティングセンターに行くと思いっきり腕力でバットを振って腕がガクガクになります
そうです 力加減がむずかしい
経験を積むとは初期は力加減を知ることでしょう
力加減がわかると今度はどこに、という壁が来ます
大抵は見当違いの所に手が行きます
ああ、おしいなぁ、近いんだけどなぁ なんて言われるのです
それもわかると今度は刺激の量です
これもまた難関で、適切な刺激は人によって違います
もうこれは繰り返し稽古しか道はありません
軽い人もいればある程度の量が必要な人もある
しかしこれがわかればある程度人の体の状態をコントロールできます
わからないと大抵はやりすぎて刺激量オーバーです
なぜこんなに難しいかというと相手が人だから
人は無限の多様性があり100人いれば100通り
100万人いれば100万通りの個性があるのです
おまけにそこに好き嫌いやその日の気分までも加わるともうそれは、、、
しかし人がまたおもしろいのは一回受け入れてしまうと何でも受け入れられてしまうという特性
いわゆるプラシーボ効果で本来の想定を超えた効果が出る場合もあります
我々の場合、それを起こせるのが 人間力 ということでしょう
東洋医学の場合、経験を積んでくると人を俯瞰で見るようになります
2,3歩さがってバランスを見るのです
視点が近くなったら駄目です
原因が見えなくなります
ツボ療法はある意味探偵もの推理のようなものです
ご本人の言葉と自分の経験を頼りに絡みついた糸を一本ずつ解いて大元の原因を探していきます
私を信用出来ない方やじっくり歩をすすめることが出来ない方はツボ療法は考えないほうがいいです
実はそうして日々、刺激の質と量、場所を探しているのです
くわしくはげんきくんまで
それでは