こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
今日は 人のセンサーを大事にしよう です
実は人の痛みに関する真実はわかっていません
いやいや、今の医学は進んでいるから痛みなんてわかっているでしょ
と、思うかもしれませんが
痛みのコントロール、痛みの機序などの「なぜ」については殆どわかっていません
一方、痛みが出る理由はわかっています
脳が体を守るために危険から遠ざけるために痛みを出します
脳が身体を完璧にコントロールし、そこからずれる可能性のあるものに痛みを出します
そして体の持つ適応力というものは驚異的です
例えば極寒の地、−50℃の地域でも人は生きていますし
乾燥した砂漠、水も殆ど無い地域でも人はいます
不潔で不衛生な地でもたくましく生き残る人もいます
我々日本人からは想像もできない地でも人間は適応して生き延びています
もっと身近に考えると
びっくりするくらい腰が曲がっていても
膝がO脚で驚くように開いていても
手術や事故で体の一部などがなくなっても
多くの方が元気に生きています
これらはすべて適応力です
人間は一気に変化するものにはちょっと弱いですが
徐々に少しずつ変化するものに対してはすばらしい適応力を発揮します
多分、本人も気づかないままに適応しています
その適応変化が理にかなっていると脳が判断し、痛みも出さないのでしょう
ここが機械と違うところで、人間の想像をも遥かに超越します
こんな素晴らしい人間の能力をもっと積極的に使いたいですね
脳がおかしいと判断すると必ず痛みや違和感を我々に認知させます
病院等で異常と判断されるのははっきりと組織が壊れてからなんです
ほんとうの意味での早期とは機械診断される前の話です
その時期であるからこそ対処もしやすいし完全な正常に戻るのです
ほんのちょっとの違和感、不快感、変化に敏感になりましょう
脳は人の体を完璧にコントロールしており、少しの変化は自動的に修正します
それがちょっとずつ修正できる範囲を超えると疲労として蓄積します
そのほんのちょっとを見つける方法が自分で感じる違和感であり、外からであれば当院で行っている腹診法になります
重大な変化はお腹に出る場合が多く、その場合簡単に見つけることが出来ます
はりは異常に対する対処法でもあり、自分の体をいたわる方法にもなります
病院で異常が出るずっと前に対処ができるのです
定期的にはりをすることで適応力はより強くなると考えています
くわしくはげんきくんまで
それでは