こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
今日は 原因不明!まずは眼精疲労を疑う について
体の不調には原因があります
原因のない不調などはなく、それは探し出せないだけなのです
ですからすべての施術者は原因を探し出すために自分の得意な技を使い四苦八苦するわけです
原因さえわかれば技を持っている施術者なら「スパッ」と症状を改善させます
当てずっぽうで改善するほど人の体は甘くはありません
一方、原因がわからない場合です
さまざまな状況を考えても、反応を見ても、全く原因がわからない
さて、どうするか です
東洋医学の鍼灸施術の場合は「施術をすることで原因を割り出す」という方法があります
複雑怪奇な小宇宙である人間の体は天候や気分一つでバランスが変わってしまいます
そこに施術者はいつも悩まされるわけですが、試してみて反応を探るという奥の手を使うわけです
これはツボ治療の特徴の一つで仮に失敗してもさほど身体に悪影響はなく、まずは試してみることが出来るのです
いわゆる不定愁訴と言われるよくわからない症状の場合などはツボ治療は独壇場でしょう
身体に対する影響の強い治療法の場合、ちょっと試してみる なんてのは出来ません
やられる方はたまったもんじゃないですね
ツボ治療の場合は軽く指でツボに刺激を入れその状態での変化を見るテスト法があるため何の問題もなく効果の判定ができます
変化があれば実際にはり治療をします
そのようなよくわからない症状の場合、まず考えるのが「眼精疲労」
眼精疲労はちょっと考える以上の大きな影響を身体に与えています
頭痛や耳鳴り、ふらつき、肩こり、胃の膨満感などは典型的でなかには信じられないような症状にまで影響が出る場合があるのです
全身の倦怠感が眼精疲労で取れたり、心身症やうつ症状が眼精疲労で改善したり、便秘、下痢やはては腰痛、神経痛などなど
人間の取り入れる情報はその殆どを目からの情報に頼っています
脳の働きも目を動かすものがとても多く、同時に目は常に疲れているといえるでしょう
まして今はスマホ時代でみんな朝から寝る間際までスマホを見ています
書類を見るのもテレビを見るのも車の運転も食事ですらも目を酷使するのです
実際、はり治療をしていても眼精疲労の緩和で身体が動き出す場合があります
目の見え方には常に注意を払う必要があるということです
ちなみに東洋医学では「目は肝臓」といい目と肝臓は密接に関わっています
お酒を飲みすぎて肝臓を壊した方やもともとお酒が弱く肝臓が強くない方、激しい運動をする方などは肝臓の疲労からの目の疲労があるので要注意です
くわしくはげんきくんまで
それでは