こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
今日は 施術の効果の判断 について
はり治療を受けたあと気になるのは何と言っても効いたのかどうかです
痛みや違和感がどうなっているのか
症状が重ければ重いほど気になるところですね
まずはり治療は病院での治療とは違います
鍼灸院には薬も注射もない、ましてや手術などありません
人の体の法則、特異性を使ってつぼ治療します
私が心がけているのは「東洋医学である」ということ
つまり現代医学とは一風違った考えで、全く違う効果が出るということです
はり治療にも現代医学をベースに考えていいくやり方もあります
しかし多分受けに来る方々は現代医学では今一つで来院する方も多い
だったら全く違う発想の治療を受けたくありませんか?
井穴刺絡療法には現代医学的考えを使う一面もありますが基本は東洋医学です
古代中国で生まれた陰陽五行の東洋医学のすごさを知ってもらいたいたいという気持ちもあります
ということで治療効果の判断についてですが
痛みや違和感の治療の場合、その判断基準は受け手側にあるわけです
ここでは施術者は治療の判定は聞くしかありません
外から筋肉や皮膚の状態でわかるものもありますがそうでないものは聞くしかないのです
聞くしかないとなるとその方の考え方や性格によって違いが出てきます
はり治療後
私 痛みどうですか?(取れたはず)
患者 まだ痛いねえ
私 そうですか
どの辺が痛いですか?
患者 うーんと、この辺が
私 あれっ、さっきと場所が違いますね、さっきはこっちだったでしょ
患者 ああ、そこはもう痛くない、こっちこっち、今度はこっちが痛い
私 さっきのところは痛み取れたんですね
患者 さっきのところは痛くないねえ
なんてことがよく起きるのです
痛みに苦しんでる方はやむをえないことですが、痛みにばかり目が行きます
するとこちらが狙った所が鎮痛してもそんなことよりも次に痛いところに目が行ってしまう
このようなときはこちらの聞き方が悪いのですね
ですから必ず痛みの場所をはっきりさせ、痛みを数値化してもらうようにしています
そうすれば勘違いは起きません
あと井穴刺絡療法やツボ治療の特徴として瞬間的に鎮痛、変化が出るというものがあります
はりをした瞬間に呼吸が深くなったり、お腹が柔らかくなったり、痛みが減ったりするのです
これには驚く方も多く、一気にはりに対する信頼感がアップするのでこちらも意識的に変化を診てもらうようにします
他に私が注意していることとしては特に膝痛の方などですが、治療が終わり痛みがなくなった後のことですが治療院を出たあと痛みが引いたのをいいことに散々歩き回ってしまう方がいるということ
いくら痛みが減ったと言って嬉しくてももまだ患部は痛みを秘めています
痛みが引いても痛かったときと同じように安静にすること、このことは念をおしてお伝えしております
人対人で施術をしますので感情一つで良くも悪くもなってしまいます
こちらもできるだけ先を先を考え治療がうまくいくようにしていきます
まだまだ修行が足りないことを痛感する時もありますが多少は大目に見ていただければ私も実力以上のものも出せるのではと思っております
ひとつお手柔らかにお願いします
くわしくはげんきくんまで
それでは