こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
今日は 陰陽って何? について
陰陽って言葉、たまに聞きますよね
こればズバリ 東洋医学の陰陽五行論 から来ています
簡単に言うと
宇宙全体はすべて陰と陽2つに別れ、さらにそれらは5つに分類されるという理論です
このよくわからない概論は現代の生活に生かせるのでしょうか?
それはもちろん可能です
なぜならこの概念は宇宙の本質をついたものだからです
ものを考えるときの基本の位置に置くといいです
難しい理論なのですがすでにはるか紀元前、2500年前に完成されており、古代中国の思想の凄さを感じるのです
もし我々がこれを使うのなら簡単な部分だけわかりやすく使えばいいのです
まず 陰極まれば陽となり 陽極まれば陰となる という考えがあります
あるものがどんどん進むと一気に反転し性質を逆にするというもの
例えば男女ですと 陰は女性、陽は男性ですが 女性が女性らしさを極めるともうそれは男性の強さをまとう 男性が男性らしさを極めると女性的優しさに転ずる ということです(オカマになる、ではないですよ(笑))
単純にある状態があれば逆の状態がある、と見ることも出来ます
幸せな時期があっても気を抜いてはいけない、不幸なことがあってもかならずそれが開けるとも言えるし
誰かが得をすれば 必ず誰かが損をしている
物事には必ず2面性があり、迷ったときはそこを考えてみる
表が駄目なら裏 右が駄目なら左 上が駄目なら下
などなど 発想の転換にもなります
陰と陽では一概にどちらだ大事とはいえませんが、どちらかと言うと陰が本質であり 陽は陰を守り表に出るもの と考えます
一見明るい人ほど心に秘めた暗い部分を持ちますし
陰は女性なので、陽である男性は女性を中心に据え女性を守るもの、と考えることも出来ます
古代中国の男性社会である戦国時代に女性を重要に考えたこの思想は現代にも通じますね
何よりも物は一元的に考えず必ずその裏を考える、というのは今最も我々が忘れてはならないことです
この考えがあれば争いごとも陰陽のように丸く収まるかもしれません
もちろんはり施術にもこの考えは応用しております
くわしくはげんきくんまで
それでは