東洋医学では
婦人科症状を重要視してみます
婦人科症状は常に不安定で
気温や気圧、湿度、天候などにも反応します
もちろんストレスも反応します
中でも冷えについては
多くの女性が悩んでいると思います
婦人科の冷えは表面の冷えではなく
内側が凍っているような冷たさです
お湯につかっても出るとすぐ冷えるとか
冷え性のある女性は
冬場も夏場のエアコンもつらいですね
夏場のエアコンもこれが曲者で
男性は暑がりが多いので
エアコンの温度をぐんぐん下げますね
多分女性とは体感は2〜3度
場合によってはもっと違うでしょう
夏場に冷えていると
冬場には更に冷えます
冷え性のひどい女性は
子供や男性と同じ部屋にいる時は
お腹や腰に温かいものを
1枚追加する必要があります
冷えた部屋と暑い屋外との
温度差も体にこたえます
外でかいた汗が室内で一気に冷える
これでは体調は一気に悪化します
自律神経症状の一因になるのです
これらはすべて女性特有の体質と
婦人科症状と見ることが出来るのです
こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
今日は 冷えと内臓と婦人科 について
ツボの名前っておもしろくて
その使い方が名前になっていたりします
婦人科のツボもそんな一つです
婦人科と言えば三陰交 と言うくらい
有名な鉄板のツボ三陰交があります
場所は両足の内くるぶしのちょっと上
婦人科の冷えた女性は
例外なく圧痛があります
特に調子が悪い時は幅が広がります
激痛で声が出る方もいます
優しく触っているんですがね(笑)
三陰交は3つの陰が交わると書きます
この3つとは
肝臓、腎臓、脾臓(消化器のこと)
を指します
この3つは陰の気が流れていて
それが交わるところの意味ですね
つまりこの3つの臓器が冷えて
婦人科に異常が出ていると見るのです
ですから婦人科の異常はそこだけ見るのでなく
他の内臓と一緒に見る必要があるのです
例えば冷えるとお尻の辺りに
重だるさや痛みが出るとか
どちらかの股関節が痛いとか
慢性的に腰痛が出るとか
こういう場合の多くは婦人科に原因があります
遠く離れた首肩や腕に出る場合もあります
女性で何故かいつも片側ばかりに
コリが出るとかあったら
婦人科症状を疑ってみる必要があります
通常コリなどでは姿勢などが原因と思いがちですが
意外と姿勢が原因は少ないです
むしろ婦人科が疲労しているので
その結果姿勢が悪くなっている方が多いですね
生理前後に腰痛が出るという方は
それはもう100%婦人科由来です
あと避けられないのがストレスとの関係です
人の体はつながっていて
心理的影響もかなり多く出ます
すべての要素がバランスを取り合っているのです
1箇所のみで解決しようとするのは
無理がありますね
そういう背景があるのに
肩こりで肩だけもんで!
なんていうのはおすすめできません
肩だけがもっともっとコリがひどくなります
私は以前そういう肩こり自慢の方を
いっぱい見てきました
もうそういうふうにならないでほしい
バランスは崩れる一方ですよ
そこだけやってほしい気持ちはわかりますが
私はその方のためにならないことはしません
理由を説明しそのための対処をします
そういうことが積もり積もって
大きな病気にもつながるのです
たかがコリと馬鹿にできませんから
最初はなんでも小さいところから
始まるのです
婦人科に心当たりある方
考えてみませんか
くわしくはげんきくんまで