私は施術中は常にお腹をチェックします
お腹の硬さ柔らかさで
あなたの状態を判断するのです
どういうことかといいますと
お腹には当然
中に内臓が入っています
東洋医学的には重要臓器を五臓といって
5つの大切な内臓があります
それは
肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓です
どれも生きるために重要な臓器ばかりです
なくなったらすぐに死んでしまうものですね
その他六腑というものがあって
先程の五臓の補助的な役割をする5つプラス1つ
で6つの臓器があります
胆嚢、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦といいます
これらは多少弱ってもなんとか生きていけます
この5+6で11個の内臓の状態を見ることで
体の状態が分かるのです
自分で自覚できるものと言えば
まず呼吸、心拍など
あと胃はよく膨満感や痛みが出ます
しかし実際は胃は胃そのものでなく
他の臓器の異常も代弁して表現するので
胃が痛くても胃の異常とは限りません
それでも
呼吸と心拍ははっきりと
肺と心臓の異常を表します
だからまず自分の状態を自分で知りたければ
呼吸と心拍を見るといいですね
最初は難しいですが慣れると出来るようになります
内臓内蔵といっても
実際病院の検査でなくて
何が分かるのですか?と思いますか
病院の検査は重要なのもですが
触って分かるもので重要なのは
検査数値が出る前でも
内臓疲労が分かる
ということなんです
こんにちは
越谷のツボ職人 北村(鹿児島出身)です
今日は 不調の原因はお腹を見る について
内臓疲労?と思いますよね
筋肉ならともかく
内臓って疲労するのか、と思います
もしも内臓がもともと弱かったり
何らかの過剰な負担がかかっていると
内臓は無理して仕事をしているのです
それでもいわゆる数値的なものは
ちゃんと正常に出ますので
異常なし、となるんです
しかし実際は無理して出した数値ですので
疲労します
内臓だって疲労するのです
そんな時内臓は小さなSOSを出すのですね
その臓器の特定の場所に筋肉の緊張を出します
それがわかりやすいのがお腹なんですね
我々はそれをチェックして施術をしているんです
これは数千年前からやっているチェック法です
異常ははお腹だけでなく
目とか鼻とか口とか
肩にも首にも膝にも肘にも
他、様々なところに出ます
内臓が疲労することで
体のバランスが崩れ
あちこちに痛みやコリを出す
といえます
それが長期的になると
バランスの崩れはますます進み
病気、という状態に発展していくのです
病院は病気、になってはじめていく所
つまり壊れてからいくところなんです
壊れないためのメンテナンス
車で言うとオイル交換とか は
もちろん自分でやっていく必要があります
お腹を見ることで
検査にも出ない小さな異常が分かるので
その小さな時点で早めの対処ができます
これを東洋医学では「未病」といいます
未病のときなら治すことは比較的簡単です
それこそ休息を取るだけでも改善します
ストレスについてもそうですね
だからお腹を見ることは
とても大事なことなんですね
お腹が柔らかくてふわふわなら
ほぼ健康と見ていいですね
しっかりと呼吸が出来ている人のお腹は柔らかいです
これは年齢に関係ないので
若くても硬い人もあり
ご高齢でもふわふわの方もいます
柔らかい=健康といえます
感覚的には焼きたての食パン
食パンの白い部分のふんわり感があれば
大丈夫です
逆に触ってみてゴリゴリ感があれば
注意です
気になる方はチェックしますよ
くわしくはげんきくんまで