人は常に便利に走ります
便利でしかも楽なこと
これは絶対的な法則ですね
かならず楽な方へ行く
これで結果どうなるか
コレは目に見えていて
人は必ず弱くなります
様々な能力が衰え
何かに頼るようになります
怖いのは頼らなくては
生きていけなくなることですよね
そのことも本能的に分かっていて
それから逃れようともします
だから常に
便利へ行くかの葛藤もありますが
大抵は便利へ向かっていきます
その過程で失うもの
それは多くありますが
気づかないうちに
進んでしまいます
最近は街を歩いても
広告だらけで
欲しいものだらけですね
ちょっとの手間を省くために
商品が開発され
魅力的な広告があって
とても気になります
どうしてもあの新商品が欲しい
となって
欲望が抑えられません
私もよくあります
また一つ便利商品が生まれる度に
私達の能力は衰えていくのです
上がるのは新商品を見つける目だけです
そして失った能力は
もう戻っては来ないのです
忘れ去られていきます
そういう便利さに世の中は満ちていますが
一つ大きな問題として靴があります
これは大きく我々の歩行能力と
関わっているのですね
こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
今日は 便利で人は弱くなる について
靴の事を考えてみると
足を守ること
ファッション
歩く能力向上
などが主な靴の役割です
昔はみな土の上を裸足で歩いていました
それで問題があったかと言えば
もちろんないのです
人類史上99%の時間は
裸足で歩いていましたから
でも今はアスファルトの上を
靴で歩きます
便利になった反面
考えてみると不自然ですね
でももう裸足には戻れません
裸足で歩くと痛い(笑)
靴によって足の怪我から開放されましたが
大地の情報を得ることはできなくなりました
足が大地から得る情報は多く
大地から得ていたものも多かったのです
途上国へ行くとまだ裸足で歩いていて
そういう人の足ってすごい
まるで象の足のようです
砂利の上や
尖った石の上
炎天下のアスファルトでも
平気で歩いていく
日本人はもう全くだめです
靴が頼り
靴がないと歩けない
そう考えるとある意味
靴は人のサイボーグ化の一つ
なんて気がしてきました
SFアニメなどで
機械の体を着けるみたいな
大げさですが
強い人々を見てると
便利について考えてしまいます
我々は弱々しい文明人
彼らは強い自然人
大丈夫です、そんなんあなたに
新商品があります
あなたのお悩み解決!
そんな広告が出てきそう(笑)
自然であることとの距離
いつも私は考えています
それは不自然ではないか
便利が結局、悪い結果を産まないか
便利さを求めていながら
それに違和感も持っている
矛盾した考えですが
人の体のあり方
自然であることの価値
ちょっと考えてみてもいいですね
くわしくはげんきくんまで