昔は多かったです
腰が曲がったご高齢
特に女性が多い
たまに見るのが
地面を見るくらい腰が曲がっていて
それでもスタスタと歩き
自転車に乗るときは
スッとまっすぐ乗っている(笑)
どうなっているんだろうと
思っていました
背中が丸まっている方もいます
背中が大きく張り出して曲がっている方も
仕事上
そういう方たちの施術も
多くしてきました
背骨って
頚椎7個
胸椎12個
腰椎5個
仙骨尾骨で
26個の積み重なりになっています
一個一個は動きますので
自由な体勢がとれます
横から見るとS字曲線といって
カーブしていて圧を逃がすようになっています
しかし曲がっている方々は
そのS時曲線を全く無視した
形になっている
しかも後ろから見ても
ぐちゃぐちゃになっていて
驚くのです
むしろ後ろから見て
S字曲線になってるのですね
それでも普通に生活しています
これも人間の不思議の一つです
人の体って不思議と神秘に満ちていますが
背骨一つ見ても
考えられないのです
一見真っ直ぐできれいな骨なのに
痛みが出ていたり
ぐにゃぐにゃなのに問題なかったり
人って本当に不思議です
だからこそまた面白いのですね
でも自分も他人から見たら
不思議かもしれませんが(笑)
こんにちは
越谷のツボ職人 北村(鹿児島出身)です
今日は 腰の変形について
背骨の中には
脊髄が入っていて
これは脳と一緒で中枢神経です
脳で発生した電気信号を
身体各部に伝えるのが脊髄です
そこからさらに末梢神経がでます
これらが潰れたりすると
運動障害や神経障害がでますが
でなければ神経は大丈夫ですね
人の体は骨だけでなく
筋肉も大きな部分です
筋肉の状態も健康に大きく関わる
ツボは筋肉の上にとりますので
我々は筋肉の状態をよく見ます
なぜ背骨がぐちゃぐちゃでも
大丈夫なのか
それは筋肉の状態に理由があります
そもそも背骨がずれる理由が
筋肉にあり
しかも長い時間をかけて徐々に
進んでいきます
更に筋肉が動く理由は内臓ですね
内臓が疲労していると
筋肉が動き、骨がずれます
この3つは密接な関係があるのです
厳密な理由はわかりませんが
折り合いをつけながら曲がっていく
背骨がグニャリと曲がっていても
ほとんど問題ない
その理由は内臓と筋肉と背骨の
バランスと修正に理由があるということ
人間の不思議の一つです
多分どんなに科学的な研究をしても
なぜあんな変形をしても大丈夫なのか
結論などでないはずです
でも現実には多く見かけます
ご高齢の背中を触れる度に感じる
人間の生物の神秘
今日もそんな不思議な体と
どう折り合いをつけるのか
考えながら施術をするのですね
興味深いです
くわしくはげんきくんまで