人って違うところは
すぐ見つかります
むしろ相違点ばかり見えてしまいます
自分と他の人との違い
自分の家とよそとの違い
環境の違い
状況の違い
いくらでも見えてきます
見えすぎて困るくらい見えます
違いを見つけることは
人が生き抜くための本能だったのでしょう
違いを異物と判断して
できるだけ無害にするためには
まずそれを見つけなければならない
でも同時に違いを探すとは
欠点を探すことと異義語です
欠点もいくらでも見えますね
他人の欠点はもちろん
自分の欠点も気になると
どこまでも気になります
逆に共通点を探すとは
仲間として認めることだったり
より自分と近くなることだったり
相手のいい面を探す行為と同じですね
人を見た時に
いい面を探せるでしょうか
悪い面に目が行くでしょうか
これは大きな違いです
人は生き残るために
危険を排除したい
そのために危険をいち早く察知したい
そうなると
未知のもの=知らない人
に対しては自分との違いを
無意識に探してしまいます
まず心のシャッターを閉じておいて
開けるかどうかチェックしていく
みたいなことです
これは生き物の本能としてやむを得ないですが
いろんな行動をする際には
ちょっと邪魔になってきますね
その人が気に入った人であれば
無意識に共通点を探し
そこから近づいていこうとするはず
もしも違いに目が行くようであれば
とても警戒し脅威に思い
もしかすると排除しようと
しているかもしれません
それでは心を開くことなど不可能なのです
こんにちは
越谷のツボ職人 北村(鹿児島出身)です
今日は 共通点を探せ について
多くの場合人は相違点を探す
つまり欠点を探してしまう
共通点を探すというのは
褒める作業と同じです
相手のいい面を見つけ
そこをちゃんと評価してあげる
うまいこと言っていい気にさせるのではなく
いい面をきちんとそのとおりに評価するということです
もしもいい面などない、と思うのなら
それはいい面を探す気がないということ
いいところは過小評価し
悪いところは過大評価しています
トーク系のお笑い芸人さんなどは
何気ない日常から
爆笑話を引き出してきます
誰も気づかない小さなエピソードが
芸人さんにかかると
忘れられない面白話になる
本気で探せば
共通点などいくらでも出てきます
探す気がないと
全くでてこないでしょう
私もある講習会で
講師の先生から
自分のいい点を言われ
とても心に残ったことがありました
自分では全くいい点だと思わないところを探し出し
こちらの気分まで上げてくれたのです
その人の持っていき方で
同じ行動も光にも影にもなります
ある行動に光を当てるのは
訓練が必要ですね
それが出来るということは
周りが大きく見えているということです
そういう人の言葉って
スイスイ入ってくるから不思議です
もしも誰かが自分の言葉を聞いてくれないのなら
相違点=欠点ばかりに目がいっているのかも
共通点=いい面に目がいけば
変わってくるかもしれませんね
くわしくはげんきくんまで