人の体をよく観察すると
つらい症状が左右どちらかに
偏っている場合があります
御本人も自覚ある場合と
全く無い場合があります
例えば
左側頭部に頭痛
肩こりも左
目の疲労も左
背中腰も左
膝も左が痛い
等の場合ですね
よく使う利き腕との関連も
考える方は多いですが
仕事などで異常に酷使する方以外
あまり関係なさそうです
なぜそんなことになるのでしょうか
まず体に異常が出る場合
例えば痛みやコリの場合だと
多くは他の部位から引っ張られたものです
その部分が原因ではなく
他の部位から影響を受けているということ
だからそこに湿布をしても
あまり効果は芳しくないですね
例えて言えば
痛みは影が写っているようなもの
夕方に地面に棒が立っていれば
その棒から長い影が伸びます
痛みやコリはその影部分に出ている
だからそこをどうかするより
影を消したければ棒をどかす
ということですね
痛みやコリがあると
その部分を手当したくなるのは
当然ですが
徐々に出た痛みなどは
まずそこに原因はありません
そのことを前提とすると
異常が片側によっているのも
だんだん理解が出来てきますね
こんにちは
越谷のツボ職人 北村(鹿児島出身)です
今日は 体にも左右のバランス について
体の片側にばっかり異常が出る場合
何が原因なのか
を考えてみる必要があります
先にも書いたように
異常のその部位に原因はありません
何かの影響を受けているのです
左側に異常が多いのなら
左側の何かが原因となっている
もしも原因があるのなら
その原因を外してしまえば
異常はなくなるということ
それはもちろん人によって違いますが
もっとも可能性が高いのは
内臓の疲労なのです
内臓が疲労すると
体表に反応が出ます
その反応は固くなり縮みます
するとその縮みはいろんな部分を
引っ張るのですね
例えば左腎臓に疲労があるとすると
左腎臓の体表の反応点が縮み
そこが腰を固くし、股関節を縮ませ
左足を引っ張り、時に左膝に悪さをする
また左肩の痛みやコリ
首のこり、ひいては頭痛まで出る
これは稀な例ではなく
多くの方に見られる症状です
コリの一個一個をどうかするより
腎臓の疲労をとってやればいい
という結論になりますね
じゃあどうやってやるのか
それははり治療なのです
はり治療で体のバランスを取る
それによって体は整います
自然界も人間も全てはバランス
バランスのないところに繁栄はありません
これは宇宙の大原則です
われわれはどうでしょうか
考えてみましょう
くわしくはげんきくんまで