私はバイクが好きなんですね
そんな私から見たバイク論
長い間バイクに乗ってきて
今何を思うのか
それを書いてみます
なぜか私のように
バイクが好きな人がいるんですが
これがまた不思議な存在
バイクしかないから
バイクに乗るんではなく
クルマよりバイクがいいから
バイクに乗るんです
でも、、
●バイクと言えば不安定
ご存知のようにバイクは倒れます
手を離すと倒れるんです
しかし300kgあるバイクでも
バランスを取れば倒れない
それは腕力ではなく
あくまでバランス
そんなバイクも走り出してしまえば
安定します
ためらってノロノロ走ると
余計に不安定ですが
走れば安定するのです
●暑いし寒い
バイクに乗ると夏は暑いし
冬は激寒です
季節の影響を120%受けて
暑さにも寒さにも
鍛え上げられます
ましてオフロードに行くと
晴れればホコリ地獄
雨が降ればドロ地獄
自然と格闘し
たまには心をポッキリ折られながら
それをも乗り越えていきます
●周りから危ないねと言われる
それは正論ですが、、
バイクは危ないね、と
言われます
危なくない運転を見につけ
しっかりとした自制心がないと
たしかに危ない
転倒したり事故ると
むき出しですから
飛びます
バイクで飛ぶのは楽しいですが
飛ばされるのは危ない
しっかりとしたコントロールが必要です
●最近では駅前に停められない
ちょっと前までは
繁華街とかでもどこでも
バイクは止め放題でした
でもある時期から
ほんのちょっと停めただけで
おじさん二人が現れて
シールを貼っていきます
とても腹のたつシールで
お金を振り込まなくてはなりません
もう止めにくくなったのではなく
止める場所がなくなったのです
最近は駅前にバイクを見ませんね
だから駅前はスッキリしました
これはいいことですね
●50ccがなくなりそう
ちょっと前はよく見た50ccバイク
お手軽で通勤の足に最適
いわゆるラッタッターやパッソルなんて
多くの方に親しまれました
自動車免許で乗れるので
敷居も低かった
でも昨今の世界的エコの流れの中で
排気ガス規制がとても厳しく
もう50ccは存続が難しい
名車と言われたものも
どんどん姿を消しています
そのうちに電気バイク化して
残るかも、です
まだまだいっぱいありますが
そんなこんなで
バイクはきついことばかりですね
それなのになぜバイクに乗るのか
こんにちは
越谷のツボ職人 北村(鹿児島出身)です
今日は バイクから見る人生論 について
車と違いバイクは常に
現実と向き合い
いろんなものを超えていく必要がある
それを自分の意志で選び
わざわざ大変な方法を選び
苦労を買って出ている
まさに我々の人生と重なります
なぜバイクを選ぶのか?
バイクは大変なことばかりです
もうそれは一言
好きでワクワクするから
どんな周りの抵抗にあおうとも
自然の厳しさに翻弄されようとも
ヘルメットをかぶるのが面倒でも
クルマから煽られようとも
乗った瞬間に
すべてを忘れ
子供のように嬉しくなり
素の自分に戻るのです
バイクには基本一人で乗りますが
そうだからか
バイク乗りには一人でも平気な人が多い
一人旅も平気
むしろつるむのが嫌い
独立独歩の人が多いですね
一人で1日黙々と走らせる
淡々と黙々と、
なんて人が多いです
たとえ一人でも
何の問題もなく
楽しく乗っているのです
そんなときは無心になります
頭空っぽで何も考えない
頭がスッキリして
ストレスもなくなります
山の峠道などに行くと
走りに集中してゾーンに入るときもある
ある意味瞑想状態です
私は近所でも瞑想状態になります
それこそが至高の瞬間
それを知るともう止められません
多くの欠点を持ち
でもとても魅力があり
人生を輝かせてくれるバイク
まさに人生そのものです
人生も人それぞれで
苦難やまた喜びに満ちています
いろんな障害や抵抗があり
でもそれを乗り越えて達成していく
信用を勝ち得てそれを維持し
そのために様々な労力を使う
熟練することで
更に上に行けるが
気を抜くと危ない
一瞬で全て崩れ去ります
生きていくと皆が感じることです
人生も平坦な道ばかりではない
曲がりくねった道
上り坂下り坂
急に現れる工事現場
いきなり現れる割り込み
かと思うと心温まる譲り合い
見知らぬ人との一瞬のやりとりに
気分が良くなるときもある
初心者がいれば暖かく見るし
高齢者は大目に見る
子供がいれば要注意
他車とは常に動きの読み合い
間が開けばササッと行きます
運転には性格が出ます
バイクの運転一つとっても
いろいろ考えるもんですね(笑)
今日もまたバイクに乗って出かけます
くわしくはげんきくんまで