腰が痛いという訴えがあって
よくよく聞いてみると
腰というよりも臀部、骨盤のあたりが痛い
こういう事がよくあります
まず前提として体の感覚とは意外といい加減なものなのです
正確なのは指先くらいです
例えば背中
細い棒を一本当てても二本当てても
あまり判別できません
まして三本になると殆どの方が何本かわからない
背中は強くて防御の姿勢を取るところです
危険が迫ったときにお腹を出す人はいないですね
本能的に背を向けます
だから背中は強くかつ鈍感になっているのでしょう
そうなると自然と出た痛みも曖昧な感覚になってしまうのです
「このへん、うん、いや、もうちょっと上、いやもっと下」
なんて感じ
とくに長年の疲労が溜まっていると余計でしょう
そんなこともあって痛みの場所の特定は
どの動きをしたときにどんな痛みが出るのか
をみていくのですね
話を本題に戻します
そうやって探していくと
首も痛いし肩も痛い
腰は動かせないし足もガチガチです
なんて訴えが来るのです
そんなときは実はその方の性別、年齢、仕事内容
などを加味して考えていきます
仕事に関しては長年の重労働をしていないこと
年齢が若いか日頃から体を動かしているなどですと
原因はシンプルになります
特にそれが女性であればまず考えること
婦人科器官の影響なのです
こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
今日は 婦人科と骨盤の関係 について
女性の方は知っておいてほしいことですが
女性には婦人科器官がありますので
男性とはかなり体の構成が違うということ
男性の体はシンプルで
子供の時から老人まで一線上にあります
しかし女性の場合
子供と大人は大きく違いますし
むしろ毎月生まれ変わっていると考えるべき
だからこそ女性のほうが環境の変化にも強いですね
変わることに慣れているからではないかと私は思っています
そんな女性が体に不調がある場合
まず考えるのは婦人科の影響はあるのかないのかということです
これはお腹を触診すればすぐに分かります
そして婦人科に不調がある場合
すぐに影響が出るのが骨盤なのです
この場合婦人科の異常は基本的には「冷え」と考えてください
婦人科の不調はまず冷えから来るのです
そこが最初のスタートラインです
ただし冷えは疲労からもストレスからも来るので
概念としては大きいですね
季節の変わり目ですと
足が布団から出ていた、位でも冷えます
たいていご本人には自覚はないようですが
それで骨盤に不調が出ると
お尻の中央にある骨「仙骨」の周辺に痛みが出ます
仙骨はいろんな治療法の方が多く重要ポイントにするところ
仙骨に異常が出ると背中を引っ張って
肩甲骨、首、頭部にまで影響が出ることがあります
逆に言うと原因が婦人科であれば
先程書いた
首も痛いし肩も痛い
腰は動かせないし足もガチガチです
なんていう方も婦人科の治療のみでよくなるのです
嘘のようですが本当です
あと骨盤だけでなく股関節
もしくは足全体にだるさや浮腫が出る場合も
結局、全身に影響が出るのですね
こんなに書くと女性は大変だとなりますが
その分男性には出来ない経験もできますし
寿命も長いし人生をより楽しむのも女性ですね
だから「男はつらいよ」なんて言ったのでしょうかね(笑)
骨盤が痛い女性は気をつけてください
詳しくはげんきくんまで