多くの人が思い当たるはずです
うまくいったときは歓喜の嵐
うまくいかないと超不機嫌
まるで子供のようで
言葉にすると笑ってしまいますが
実際は大なり小なり誰にでもありますね
私も当然そうでした
調子がいいと更に調子に乗り
不調が来ると文句ばかり言う
しまいには道具にあたったり
相手のせいにしたり、、、
そうなると何がいけないって
無駄なエネルギーを消費するのです
東洋医学では喜びすぎると心を傷る(やぶる)
と言ってうまくいったとき喜ぶことですら戒めています
もちろん普通に喜ぶのは良いでしょう
しかし度を過ぎた感情の爆発は結果、ストレスとなります
当然 恐れたり思いすぎたり心配しすぎたりとか
そういうのが良くないのは容易に想像できますが
なんにせよ度が過ぎるのは良くない
人間の一日のエネルギーは決まっています
その人その人の事情により使い方に差が出ますが
1日のどこかで感情の爆発があるとエネルギーは一気に放出
その後の時間は少ないエネルギーで帳尻を合わす
そんなときにこそ凡ミス、大きなミスを犯しやすい
自分のベストなど出せるわけはないのです
そう考えると恐ろしいですね
もし最近あなたが何かミスをしてしまったとしたら
エネルギー不足ではありませんでしたか
もしそうだとすれば必要のない不安などを感じてはいませんでしたか
ミスがあったら改善が必要
そのためには細かいやり方を突っつくのではなく
そのときに必要なエネルギーがあったのかどうか
その前後に不必要な行動がなかったか
ちゃんと向き合える体の状態にあったのか
そういうことも考えてみると良いかもしれません
なぜなら万全の状態ならミスしないですよね
だから方法の是非よりも
あなたの心の状態が大事なのです
こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
今日は なぜ一喜一憂はいけないのか について
心の状態、なんて言ってみても
よくわからず禅問答のようになってしまいます
座禅でも組むのですか、ってなる
じゃあどうしたらいいのかということですが
行動をルーティン化するのです
毎日の行動をその日その日で考えるのでなく
何も考えずに体だけが動くように決めておく
今までルーティン化していなかったところもしていく
通常モードのときにやること
時間がない時にやること、その優先順位
その辺まで決めておくと楽ですね
アップルの元CEOステーブジョブスは
服は常にジーンズに黒Tシャツ
これは余計なことに時間を使わないためのルーティン化でした
時間管理を徹底していたそうです
変わり者でしたけれど
ルーティン化することで余計な感情を排除できます
そしてそれでも一喜一憂してしまう場合
そういうときはまず失敗で落ち込まないようにする
難しい、と思うかもしれませんが
私はまず失敗に感情を奪われないようにしました
人は成功より失敗をより過大評価します
一万円拾ったよりも
一万円落としたほうが記憶に残るのです
つまりちょっとした成功はすぐに忘れるが
ちょっとした失敗はいつまでも心に残るのです
そしてそれは積み重なっていき
大きなミスにつながっていく
自分は出来る、って言葉では言っても
心では出来ないだろうって思ってしまう状態です
アクセル踏みながら
ブレーキも踏んでいます
そりゃ失敗します
だから失敗に対する意識を変えていく
自分に対する高い要求を下げていく
失敗を引きずる人は同時に自分に高い要求をしています
だからそれが出来ない自分を許せない
人の一生なんて所詮ちっぽけなものです
失敗なんて当たり前
失敗するからこそ人間
うまくいけばめっけもん、でいいですよね
失敗してしまう自分を認めてあげて
反省はしても萎縮はしないようにしましょう
そしたらちょっとは一喜一憂しなくなるかも
あと私が物事を引きずらなくなったのは
人ってみんな自分に関係あるものに夢中で
他人のことなど大して気にも留めていない
と分かったときです
私の失敗など他人はどうでもいいのです
気にしているのは自分のみ
そのことが腑に落ちてからです
あなただって他人の2年前の小さなミスなど
どうでもいいですよね
覚えているのは自分に何か関連があるものくらいでしょうか
大抵はどうでもいいのです
そんなことで一喜一憂している暇はないのです
自分のやりたいことしましょう
くわしくはげんきくんまで