時々思い出すことがあります
小学校低学年くらいのとき
授業中、ふと気がつくと
後ろの方から
シクシク泣く声が聞こえてくる
「何だ?」
と思って振り返ると
同級生の女の子が泣いていて
床を見るとポタポタと水がたれている
一瞬の後、気づきました
「おもらししてる」
ああっ、やばっ、って思いました
すぐに先生が気づいてくれ
その子を連れてトイレへ
他の子達は雑巾やらですぐに拭いてくれて
何事もなかったかのように、、
その後はいつもの日常に戻りましたが
思い出すのです
小学生とはいえその子は女の子だし
どれだけ恥ずかしく嫌だったろう
おとなになっても思い出すのではないかな
などなど
どの子だったかも名前も顔も
全く覚えていませんが
変に心の傷になっていなければいいけどな
と今でも思います
大人になり、ある知り合いの女性が
その時と同じような「おもらし」の経験があるというので
聞いてみると
まあ、その女性もそんなに気にするでもなく
なによりまず僕に普通に話していましたし
あのときのあの子もそこまで気にしているわけではないかも、、
と思い
ちょっと気が楽になりました
こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
よく意味はわからないけど
ある特定の状況が苦手、なんてものが
思い当たる人は多いのではないでしょうか
人前に出るのが苦手
大勢の人がいる状況が苦手
狭いところが苦手
水を見ると体がすくむ
字がびっしりの本が嫌い
ある食べ物が嫌い
などなど
いくらでもありますね
ただ単になんとなく嫌い
ということもあるでしょうが
ものすごい嫌悪感が湧き上がってくる
なんて場合は
昔、とくに子供の頃に経験した嫌な経験
などが影響しているかもしれません
子供時代の経験は潜在意識に深く刻まれるため
大人になってからもなかなか払拭できません
本人は忘れているのに
その状況になると恐怖感のみが湧き上がってくるとか
思わず逃げ出したくなるとか
それはもうトラウマなのかもしれませんね
強烈な経験であっても
気にする人もいれば
気にしない人もいるので
一概には言えませんが
気になっているのならほおっておくのは良くない
もしも思い当たることがある方は
一度昔の経験を振り返ってみてもいいですね
重いトラウマがある方は
潜在意識で常に気になっていますので
起きているときはもちろん
寝ているときでも
歯ぎしりしたり全身に力が入ったり
異常に動き回ったり
とにかく体を休めることができていないです
まずは気づくことが大事ですし
気づいたとしたら人に話すことも有効です
ただし
話す人は選んだほうがいいですね
できれば同じようなトラウマ経験のある人がいいでしょう
人は経験したことしか共感できません
北極の寒さは行ってみた人にしかわかりません
想像で分かる範囲は限られています
少なくても理解しようと努めてくれる相手
は必須です
本気で理解しようとしてくれるだけでも
話しやすくなります
バカにするような人に話してはいけない
とても時間のかかることです
その経験は一瞬でも
それを癒やすのは何年も何年もかかります
でも向き合わなくてはいけないことかもしれない
その価値はありますね
私も可能な限り向き合えればと思います
それでは