言葉にはいろんなニュアンスがあるので
それを使う人によって同じ言葉でも
微妙な意味の違いが生じたりしますね
だからある思いを他人に伝える際に
なかなか伝わりにくくなったりするし
なんなら真逆に伝わってしまう原因にもなります
「春」という言葉を聞いたとき
そこに華々しい旅立ちをを感じる人もあれば
悲しいことを思い出すキーワードになる場合もある
だからといって言葉を発することに臆することはないですが
自分の思ったことと相手が受け取ったことは違う
もしくは違う可能性がある
ということは意識しておいたほうが良いですね
そもそも言葉で思いなどは伝わらない
行動や人となりを時間をかけて示して
やっとおぼろげな輪郭が伝わる
そんな程度のものかもしれません
それでも自分の中で大事にしている言葉
というものがあります
他の言葉には変えられない意味合いを持っていて
常にそこを目指しているから不動の位置にある
自分の仕事において先生から伝えられたいろんな概念のなかで
この言葉も重要な位置にあるのですね
「ゆるめる」という言葉
これは私の勝手な世界観で思い込みなのですが
人の身体を見るときに最重要視してるものです
他の人から見れば ふ〜んそうなんだ 程度ですが
ゆるめる という言葉を実現するために
試行錯誤してきたとも言えますね
こんにちは
越谷のツボ職人 北村です
そもそも論として
人が健康であるための唯一にして最大の条件は
身体が弛緩していること
それがイコール身体がゆるんだ状態ということですね
体がゆるんでいたらその人の最大限の力を発揮できます
しかし実際はそうもいかず
日々の疲れやストレス、変なクセや感情
思いや不安、悲しさ、思い上がり
などなどの多くの理由から
身体は年々固く凝り固まっていきます
それによって
全身の流れが悪くなり老廃物がたまり
綺麗だった循環路が濁ってくるのですね
それによって身体は段々と錆びついていきます
これがまさしく老化ですね
それを防ぐためにどうしたらいいか?
一言で言えば「身体をゆるめれば良い」のです
もしもそれができれば
もともと持っている我々の免疫力、回復力で
健康に近づけます
日々生きていく中で起きる
様々な問題や困りごとなどに対し
体をゆるめそして心をゆるめる
その方法論を持っていればいいですね
まあ、それができないから苦労するわけですが(笑)
似たような言葉に「ほぐす」というのもあります
この言葉はちょっとニュアンスが違うんです
簡単に言うと
ほぐすは部分、ゆるむは全体 というイメージ
身体全体をゆるめるためにある筋肉をほぐす
みたいな感じですね
だから私はあまりほぐすという言葉は好きではなく
ゆるめるという言葉を使います
(最初言いましたが私の独自見解ですので)
身体をゆるめることで心を楽にしたり
心を安心させることで身体がゆるんだり
ゆるめる、とは深い言葉なんです
身体がゆるんでいる人とは話しやすそうですよね
身体をゆるめて軽やかに生きましょう
それでは〜〜